VOL.6 「KBS演技大賞」観覧での悲喜劇 後編

集合時間に5分強遅れること8時6分。真冬のヨイド駅4番出口を出ると、 そこは大きな街道沿いでした。「寒い!」とにかく寒いのです(>_<;)
そして駅の周辺は「MBC」「KBS」等、見慣れたテレビ局の名前を掲げたビルばかりが立ち並び、他には何も無いオフィス街の様子を呈しています。

私たちは早速周りを見渡し、同じ目的の「観覧組日本人集団」を探すのですが、それらしき人影は一人もおらず。。。。もちろんブーワン氏やサイト関係者の姿も見当たりません(-_-;)
「ひょっとして、集合場所を間違えてしまったのか?」
「はたまた一行は既にKBSの会場へ行ってしまったのか?」

頭の中では嫌〜な予感が駆け巡ります(>_<;)そこに親切な現地の方々が次々に私たちに向かい「ケンチャナ〜?(大丈夫〜?)」(韓国の方は皆さん本当に親切です)と声をかけてくれます。だけど何せ、言葉も出来ませんから、状況をうまく説明することもできないのです。「ミアネヨ〜、ムルラヨー」(ごめんなさ〜い、わかりませ〜ん)を繰り返すだけで、5分10分と時は過ぎ、寒さが益々身に沁みてきます(T_T)

そうして時計の針が午後8時20分を指した頃ようやく 、
「これは絶対に置いて行かれたな〜!?(T_T)」そう判断した私は、
「ここに居てももう誰も来ないから、自力でKBSの会場まで行こうよ!」
と、連れに言い放ちました!彼女は最初躊躇していましたが、このままいてもらちが明かないと察知したのでしょう。急ぎタクシーを拾うことに!

ですが私たちはこの「KBS演技大賞」の観覧チケットを持っていないのです。
たとえKBSに着いたところで、どうやって会場内に入ったら良いのでしょう?
そのことを考えると頭の中が真っ白になって来ます(>_<;)
「またしても『LIVE FAST』の二の舞なのか?何の為に寒い寒い韓国まで高い飛行機代をかけてやって来たのか?」そんな悪い想像が脳裏をよぎります。

タクシーに乗ること僅か3分程度でKBSホールに到着しました。会場前には到着するスターを一目見ようと、現地の若い女性が大勢待っていました。
彼女たちもチケットは持っていないようでした。私たちはとりあえずKBSホール門中までは入る事が出来ました。(ここまでは、誰でも入ることができるのです^^;)

でもこの先は「オットケ〜!?(どうしよう!?)」って感じです(爆)

するとホール入り口方向で「キャー!!」と言う女性たちの黄色い歓声が上がっています。これはきっと誰かスターが到着したに違いない!その声の方へと急ぎ行ってみると、そこにはやはり出演者の俳優さんが!『ごめんね、愛してる』と言うドラマに出演していた準主役級の俳優さんです。ですが私たちはその俳優さんを悠長に見ている余裕はありません。彼が入って行くホール入り口方向後ろについて行きました。ガラスの入り口扉前には大勢のファンが押し寄せ、警備員や関係者が扉を開けたり閉めたりをしています。

そしてその扉外からホール内を見つめていると、そこには見覚えのある顔が!「あ、あれは正しくブーワン氏!?(焦)」私は彼の姿を発見するや否や、必死にガラスの入り口扉を力任せにバンバン叩きました!「あ〜、お願いだよー!気付いてくれ〜!」あの時の私の形相は、きっと空恐ろしいものだったのでは?と今思えば恥ずかしいことしきりですが、その時はそんな余裕はありません!
とにかく会場内に入ることへの執念で、周りのことなど考えてはいられませんから^^;

きっと私はあまりに凄い勢いだったのでしょう。警備の人もそうですが、当然ブーワン氏も必死の形相の私たちに気付きました!そして扉を開けて一言「○○さん!(私の苗字)遅いですよ〜!」ですって、、、、、(-_-;)

ええ!?たった5分の遅刻で異国の見知らぬ駅に置き去りにされた私たちに向かって掛けられた第一声が、そんな簡単な言葉なのかいな〜?(>_<;)
しかもこれは運良く彼が入り口付近にいたので、私たちは無事に発見され、会場に入ることができましたが、これがもし彼が客席にでもいたら、完全にOUTでしたよ〜。。。。こちらの焦りなど全く意に介さず、ブーワン氏の落ち着きように、気が抜けてしまいました(-_-;)

これが韓国の人々の感覚なのだろうか?日本なら絶対に考えられない話じゃないでしょうか?例え、集合時間に数分遅れても、スタッフの一人くらいはその場に残っていてくれて、遅れた人を待っていてくれるとか?再度迎えに来てくれるとか?日本ならそんな感じだと思うのです。ですが韓国の方は待ってくれるとか、新たに迎えに来てくれる!と言う感覚は無いようなのです。
本当に本当に、心臓に悪い体験でした!!!!(>□<;)
(遅れた私たちもいけないのですが、、、、、^^;)

それからと言うもの、韓国での待ち合せは「遅刻厳禁!」が教訓となった
私です(^^;)                     

2006/09/01 凛音