敗戦から立ち上がり復興を果たし、高度経済成長を目指す中、日本全国が絶対的電力不足に悩んでいた。
ついに関西電力の太田垣士郎社長(中村敦夫)は、黒部川流域に日本一のアーチ型ダムを擁する、黒部川第四発電所建設に着工することを決意。前人未踏の黒部上流域に分け入り、日本一のダム建設を実現するため、関西電力は熊谷組を始め信頼できる建設会社を、日本の将来のため、と口説き倒していく。ついに未曾有の予算、規模によるダム建設に着工することとなる。
黒四建設という重大任務を託されたのは、様々な難工事を成功させている滝山薫平(小林薫)だったが、滝山は二の足を踏む。しかし社長からまでもくどかれた末、黒四建設事務所次長に就くことを決意する。滝山は、黒部川第四発電所の建設の中でも、大町ダム工事現場へ資材を運ぶために北アルプス山中を貫く大町トンネル掘削工事を任されることとなる。
関西電力は、「トンネルの熊谷」で知られ、トンネル掘削では輝かしい実績を上げている熊谷組に大町トンネル工事を依頼する。既に佐久間ダム建設に成功していた熊谷組工事課長の木塚一利(ユースケ・サンタマリア)にも声がかかる。木塚は、新しいトンネル掘削工法を習得しており、佐久間ダムなど新ダム建設成功の立役者であった倉松班の親方、倉松仁志(香取慎吾)に白羽の矢を立てる。













