「その男・・・非常に危険です!!」
〜Code Name テレンス・リーの世界〜
'05年7月20日発売
PCBX-50721/¥2,940(税抜価格¥2,800)

爆笑問題が日曜の朝におとどけするTBS系ニュースバラエティ!「サンデージャポン」
テリー伊藤、飯島愛、デーブ・スペクター、ダンカン、高田万由子などが繰り広げる大爆笑ニュース番組。その中でも最も異彩を放つのが、サンジャポ危機管理分析室キャップ「テレンス・リー」だ!
話題騒然の「テレンス・リー2005カレンダー」に続き、待望のDVDを発売!
4月19日には「元傭兵テレンス・リーの危機管理マニュアル 非常に危険です!!」(学研)も発売。その他、「非常に危険ですTシャツ」と「危機回避ステッカー」も大好評!
「非常に危険ですっ着ボイス」も4,000件を突破!

【内 容】
番組で扱った様々な事件の現場や危険地帯へ潜入した果敢なレポートと、傭兵体験を元にした非常にためになるアドバイス・コメントが満載!
◆舞鶴から出港する北朝鮮船貨物の実態!!
◆ショップやインターネットに氾濫する武器弾薬!!
◆渋谷の少女たちに直撃!急増する若者犯罪!!
◆激怒!!開かずの踏み切り
◆意外なところに潜む冬山の脅威!!
◆都内各所に存在する危険な抜け道!!
◆暗躍するハーレー盗難団!!
◆自殺者が続発する!!“青木ケ原の樹海”
◆意外?!日本全国に出没する熊!
◆ココが危ない!!海外の歩き方!
テレンス・リー【職業/エグゼクティブコーディネーター】
1960年代、横浜生まれ。幼少より、あらゆる武術を修練。中学生の頃から独学で古今東西の兵法・軍学を研究。大学は史学科に進学するも、日本の大学制度に疑問を感じ出奔。単身、渡欧して傭兵の世界に身を投ずる。中米・南米・アフリカ諸国で様々なオペレーションに参加。当時使用されていたコードネームこそが“テレンス・リー”であった。傭兵を引退した後、戦友の誘いでプロボディガードに転身。米国・アジアを中心に、俳優・スポーツ選手・資産家など、多数のV.I.P.を警護。2000年、Terence Lee Personal Protection Serviceを設立。実戦経験から導き出された、独自の理論に基づく危機管理マニュアルを確立した。クライアントには一流企業の役員など重要人物ばかりが揃う。また、ストーカー被害者の救済にも情熱を注ぐ。軍事格闘技・護身術・銃火器・爆薬の取り扱いに精通し、兵法や歴史学・国際政治に至るまで造詣が深く、話術にも長け、各方面から講演依頼が殺到している。傭兵時代に培われた人脈から得られる情報には定評があり、国際謀略の暗部を知る数少ない日本人の一人。また、女性の背中を被写体とするカメラマンでもあり、その腕前は賞を獲るほどという意外な一面も持ち合わせている。
記者: まずは傭兵になったきっかけをお聞かせ下さい。
テレンス・リー: 大学に入った時にですね、あ、行く気なかったんですけど(笑)、ただ、周りも受験してるし、なんかしなきゃいけないのかな?みたいなムードで。自分で願書も買わずに、ただ同じクラスの奴に「願書が余ってるから誰かいる奴いない?」って言われて、「じゃーそれは俺にくれって」余り物で受けたんですよ。実は、サラリーマンは自分でも向かないだろうってガキの頃からわかってたんで、中学の時から年齢を偽ってバイトをして、商売を始められるのか、可能性を試していたんですよ。高校3年の時はもう準備に取り掛かっていて同級生と一緒にビジネスをやろうって約束もしていて。受験はしていたんだけど合格発表を見にも行かずにね(笑)。そしたら合格通知が届いちゃったんで、とりあえず行くことになってですね。それで、大学行きながら商売をやってたんですけど、その買い付けでロンドンに行ったんですよ。そこでスカウトされて傭兵になったんです。
記者: やはりその肉体が買われて?
テレンス・リー: いや。今より30kg細かったですからね。
記者: え!?ではどういうところが買われて?
テレンス・リー: スカウトマンっていうのはこいつが傭兵に向いてるか向いてないかっていう見抜く目があるんですよね。多分、持って生まれた資質があるんでしょうね。ま、それで若気のいたりというか、単純な子供心の冒険心でフラフラっと入ってしまったんですね。
記者: ビジネスの方は?
テレンス・リー: それはビジネスパートナーがいたんで。本当に信頼できるいい奴だったんで任せておけば平気だろうって。それとね、ビジネスで行ってたんで、これが何か次のビジネスに繋がるんじゃないかっていう気持ちがあったんです。ま〜戦争を知らない時代に生まれ育ったんで、そんなに深刻に考えてなかったんですよ。行けば色んな国に行けるし知り合いもできるし、きっと大きなビジネスチャンスがあるだろうと。だからその当時から今でこそ言われてますけど民間軍事会社みたいなアプローチができるんじゃないかと思ってました。それで行っちゃったんですよね。
記者: ではそのまま家にも帰らず、ポンッと入っちゃって?親には?
テレンス・リー: ええ。いろんな言い訳しましたよ。言い訳の出来る仕組みもあるんです。あの世界は。うちの母親は死ぬまで僕が傭兵だって知らなかったですね。母親は早く亡くなったんですけど。親父には最近バレましたね(笑)。
記者: 最近ですか(笑)。
テレンス・リー: ええ。最近まで身内は誰も知りませんでしたね。実に真面目に海外でビジネスと勉学を両立させている優等生だと思われていましたね(笑)。よもや人を殺しているなんて誰も思ってませんでした(笑)。

記者:

傭兵になってまずは何をするんですか?
テレンス・リー: 傭兵を養成する訓練学校っていうのがあるんですよ。そこにぶち込まれて基礎的な学習をさせられて、そっから戦場に送り込まれるんですけど、そうは言っても早い奴は一週間から10日ですからね。結局お金が掛かるんで、コストを安くあげたいわけですよ。ズバリ言えば傭兵っていうのは消耗品ですから。だからどんどん出して使ってくって感じですよ。
記者: 平和な日本から真逆な世界に行かれて戸惑いとかはなかったですか?
テレンス・リー: なかったですね。いっぱいいっぱいで。いや〜十八、九(歳)の自分を考えたら頭なでてやりたいですよ(笑)。
記者: 逃げ出したくなったりしたことはありませんでしたか?
テレンス・リー: あ〜ありましたよ。しょっちゅう。でも逃げれば殺されるのはわかってるんで。ま〜結局(戦場に)行っても殺される、逃げても殺されるんだったらみんな行きますよ。
記者: ここはヤバかったっていう戦場は?
テレンス・リー: ここが一番っていうのはないですね。戦場はどこも悲惨ですよね。誰と誰が戦争してるかっていうのが違うだけで戦争の内容はどこも一緒ですよ。意味のない虐殺もあれば得のない戦争ってのもありますよ。

記者:

具体的にテレンス・リーさんはどんな任務だったんですか?
テレンス・リー: 最初はですね、ごく当たり前の歩兵ですよね。それがだんだん傭兵をやって生き残っているうちに自分の得意分野って自分でも見えてくるし、周りも認めてくれるようになるんですよ。そうすると爆発物の製造処理とか、地雷の除去とか、あるいは交渉専門っていうのも出てくるんですよ。
記者: え!?交渉?敵とですか?
テレンス・リー: (口に手をやり、喋るだけというジェスチャーをしながら)これだけの奴も出てくるんですよ。やたら語学に才能があってね、十数ヶ国語を平然と操る奴とかね、すごい奴もいるんですよ。そういう中で私の場合は狙撃だったんですよ。後は諜報活動ですね。ま〜平たく言えばスパイですよ。
記者: 映画とかに出てくるような、スパイ道具なんかあるんですか?
テレンス・リー: 我々の頃は今ほどすごくはないですけど、少なくとも映画や小説よりも先に行ってましたよね。あっちの方がフィクション。もう遅れてる。軍事的なことに掛けては実戦でやってる方が絶対先に行ってますよ。
テレンス・リー: あの当時からこんな体だったらスナイパーやってませんでしたよ。スナイパーは正確さ、繊細さ、あとは我慢強さが要求されますからね。ターゲットを待つわけでしょ。ま、最長でも3〜4日ですけど、そこから動けないわけですよ。汚い話ですけど大便はできないけどおしっこは出るでしょ。だから、うつ伏せになってスコープみてたらそのまま垂れ流しですからね。垂れ流しって無神経じゃなきゃ出来ないんだけど、でも同時に繊細さも要求されるっていうすごい複雑なんですよね。スコープで何日も相手を狙って見ていると、こっちは言葉こそ交わしたことがなくても相手のことを知ってるわけですよ。向こうはこっちのこと知らなくてもね。それでも平然と撃たなくてはいけないわけでしょ。だからそこに会話ってあるかないかすごく大事だと思う。問答無用っていうけど、問答があったら撃てない。話反れるけど、あるミスコンの審査委員をやったんですよ。お姉ちゃんが水着で出てきて壇上に立ってチェックするのはある程度自分の好みで審査できるじゃないですか。ところがね、2次審査の前に、女の子が私服に着替えてディスカッションする時間があったんですよ。話するともうダメ!話する子みんなに情が移っちゃって、もう決めらんなくなっちゃうんですよ。だから、一方的にでも3〜4日相手のこと見てると間隔が縮んでくるでしょ。だから言葉交わしたらもうダメ。
テレンス・リー: ある時、一緒に仕事をしていた奴に、誘われた仕事があって。その仕事というのは彼が言うには、ある奇特な人がいて麻薬組織を撲滅したいと。今や麻薬組織って言ったって軍隊みたいなもんですから、生半可な気持ちじゃ撲滅できないんですよ。それで傭兵部隊を編成してなんとかしたいと。ま〜ギャラも良かったんですよ。破格に。それこそ田園調布に家が建つくらい。じゃ〜喜んでやると言って、行ったんですが、数週間やってて、どうも奇妙なんですよ。ケシ畑を焼き払うこともないですし、一緒にいるやつの面構えも普通じゃないし。なんてことない、ふたを開けてみたら麻薬組織同士の抗争だったんですよ。
記者: 相手を潰したかったってこと…?
テレンス・リー: そう。だからこっちも麻薬組織だったんですよ。冗談じゃないと。それで逃げて来ちゃったんですよ。もちろんヒットマン来るのわかってましたよ。内情全部知ってるんですもん。だからいったん、拠点だったロンドンに戻ったんですよ。精神を立て直すためにも。あの頃今より30kg痩せてたのに、ロンドン戻った頃さらに10kg減ってましたよ。ゲッソリして。追っ手が来るっていう恐怖心と、やっぱりやりたくない事をやったっていう良心の呵責みたいなもので、死相が漂ってるんですよ、顔に。もう生きてる人間の顔じゃないんですよ。その瞬間、辞めよう!って思いましたね。それで、とりあえず、日本に帰ってきたんです。日本に帰ればとりあえずの安全は確保できると思ったんで。
記者: ではもう傭兵はやらない?というか、やりきったという思い?
テレンス・リー: いや、今でも話が来ればやらないとは言い切れない。その仕事が面白ければ。
記者: 小さい頃から格闘技をずっとやっていたと?
テレンス・リー: まずは柔道をやっていて、そのうち空手をやらされ始めて…。私は本当に気の小さい子供だったんで、格闘とか嫌だったんですよ。でも半ば強引にやらされてですね、ま〜腕に自信もついて、中学入った頃に不良にボコボコにされちゃったんですよ。それからはだまって隣町まで道場に通いに行きました。
記者: 今思えは、強制的にやらされたことも親に感謝ですか?
テレンス・リー: 恨んでますよ。今でも親父のことは。考えようによったら、こんなに図太くならなくて、気の弱いまんまでね、きちんと勉強して、ま〜成績は悪く無かったですからね。堅気の世界を歩んでいたかもしれないじゃないですか。どっちが幸せか知りませんけど(笑)。
記者: お父さんは何故武術をさせたんでしょうか?
テレンス・リー: うちの親父はね、名の知れたストリートファイターだったんですよ。むちゃくちゃ喧嘩強いんですよ。もう神がかり的に強いの。そういう意味では嫌いだけど尊敬はしてる。だからそういう子供がへなちょこだと、ムカついたんでしょ。気は弱いし、気は優しいし(笑)。人ごみとかダメでしたもん。商店街とか行ったらもうブルっちゃって。だから母親が買い物している間、衣料品売り場のマネキンのスカートの中にもぐって隠れてたんだから。ホントですよ!だから(武術を)やらせたんだと思いますよ。
テレンス・リー: 酒を飲むのが仕事みたいになってますね(笑)。仕事がある時は、トイレにちょっと行くくらいで飯も食わずに一気にやっちゃうんですよ。で、大体夜の12時くらいからフラフラ〜っと出歩いて、朝の6時くらいまでガッツリ飲んで。それから5時間くらい寝て、お昼ジムに行って酒を抜いて夕方からまた次の日の朝まで飲むみたいな(笑)。
タバコはね、葉巻もパイプもなんでも吸いますよ。こだわりはね〜、う〜ん…(と少しためらった後)1mgとか吸う奴いるでしょ?吸うなよっっていうんだよ、あんなもの(笑)。吸うならちゃんと吸えよってね。で、もっとムカつく奴はね、3mとかね。君にとって1mgと3mgの違いは何なの??みたいなね。あとね、最近居酒屋とかでね、男4人で飲んでて出してるタバコがみんなマルメンライトとかね。他にもあるだろってね(笑)。気持ち悪いじゃないですか、みんな同じタバコで生中って(笑)。パッとタバコ出した時に人と違うっていいじゃないですか。俺は違うよって。私もともとシガリロってっていうの吸ってたんですよ。でもシガリロって高いんっすよ。20本で2500円くらいするんですよ。それ普通に吸ってたら家が建つなって思って(笑)。さすがにバカバカしくなっちゃって。じゃ〜葉巻の風味のあるのっていうと、葉巻会社が作ってるのがあるからね、通常コイーバを吸ってます。
記者: また時間が出来たらシガーBarの再会も?
テレンス・リー: やってくれっていう意見も多いんでね。やってみたいと思ってますね。
記者: マスターって感じが似合いそうですね。
テレンス・リー: 私ね、シガーBarじゃなくて、最後は説教Barだって言われてたんですよ(笑)。カウンターの中から若いネーちゃんやお兄ちゃんに説教ばっかしてたんで(笑)。
テレンス・リー: いや、私もね、四六時中死にたいと思ってますよ、本当は。自分のこと好きじゃないんでしょうね。傭兵やってて人を殺してきて良心の呵責だったり自虐の念があるから死にたいと思ってるわけではないんですよ。本質的にやっぱり自分が嫌なんです。ただね、周りから言わせれば、お前くらい好き勝手にやってる奴はいないと。一切否定はしないけど、やっぱり釈然としないんですよ。そのコンプレックスがすごくて、死にたいと思ってるんですよ。だから逆にいつでも死にたいって思っているのが逆説的にエネルギーになってるんじゃないかな。自殺するっていうのはエネルギーが中途半端なんだと思う。本来、生殺与奪っていうのは神だけが与えられた権利だから、それを人間が司るっていうのはすごいエネルギーのはずなんですよ。そのエネルギーが人間に司ったら逆に死ねないよ。変なロジックだけど。だから死んじゃう奴は中途半端に死んじゃう。よく言うじゃないですか?イタコとかが「本当は死にたくなかった〜」っみたいな。死んだ後に後悔するんですよ。ようするに中途半端に死んでるから。僕の場合はこの強烈な死にたいっていうエネルギーを生のエネルギーに転換してるだけで、しかも生って言っても『ライフ』の生と『セックス』の性、両方ありますよ。性のエネルギーって強いからお姉ちゃん見たらヤリたいとか口説きたいとかね、恋心に燃えて、死ねないでしょ(笑)。Barで一人で飲んでて今日こそ死んでやろうとか思って、ふっと隣見たら綺麗なお姉ちゃんが居る、死ねないよな〜って(笑)。とりあえず、このお姉ちゃんを何とかしてから死ぬぞって思うわけじゃないですか(笑)。そこですよね。だから死ぬのはいいけど真剣に死んでくれよって。そう思えばよそに目が行きますよ。
記者: じゃ〜青木ヶ原に可愛いお姉ちゃんのポスターでも貼っておくとか。
テレンス・リー: そうそう。そしたら少なくとも私は死なない(笑)。