会社概要

社長挨拶

想像力を越える創造力で、世界中の人とつながります。

  • 1966年の創業以来、当社は50年以上にわたり、アナログレコード、ミュージックテープ、CD、ビデオカセット、DVD、Blu-rayと姿形を変えながら、音楽・映像のパッケージメディアを世に送り出して参りました。
    昨今、マーケットの多様化等により、我々を取り巻く環境は大きな変革期を迎えていますが、社員一人ひとりの持つ創造性を大切にし、従来の音楽・映像といった枠組みにとらわれず、エンタテインメント分野での事業を拡大しております。
    ライヴ・イベントの企画運営や海外マーケットへのコンテンツ販売、次代への新たな試みとして声優養成学校である「P’s Voice Artist School」、野球シミュレーター「レジェンドベースボール」を核とした複合型VR施設の運営やAR「HADO(ハドー)」、地域共業ビジネスなど様々なエンタテインメント分野での事業を拡大しています。
    当然、主力事業においても力を緩めることなく、ヒットコンテンツの創出に全力を傾けております。これまで培ってきた強みに時代性を加味し、常に感動と興奮を提供できる会社として邁進していく所存です。
  • 代表取締役社長 吉村 隆

当社の活動と特色

ポニーキャニオンは1966年10月、ニッポン放送のグループ会社として、カーステレオ用ミュージックテープの製造・販売のパイオニアとして誕生。折からのモータリゼーションの波に乗り、需要が拡大し従来のレコード店、小売店に加えガソリンスタンドで音楽を販売するという革命的な流通システムを築き上げました。1970年には(株)キャニオン・レコードを設立、今日まで数多くのヒット曲を送り出してきました。ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞社を中心としたフジサンケイグループというマスコミを背景に設立された当社は、当時電機メーカー系のレコード会社が多かった時代にあってユニークなレコード会社であったと言えます。
また、早くから情報時代の新製品としてのビデオソフトに着目、1970年よりビデオソフトの発売を開始しました。80年代には本格化したVTRの普及に伴い、ビデオカセット、レーザーディスクの販売が加速します。一方、音楽ジャンルではアナログレコードからデジタルのCDへの急激な変化も重なり、音楽・映像ソフトのパッケージ売上は急速な伸びを示しました。
1994年には、直系の販売会社であった(株)ポニーキャニオン販売を吸収合併。これにより制作から宣伝、販売を系列化した体制となり、全国各地の拠点を中心とした機動力に富んだネットワークは業界でも高く評価され、自社商品のみならず、多くのコンテンツ制作会社の商品を取り扱ってきました。
映像ジャンルにもデジタル化の波が押し寄せた90年代後半。当社は1996年に世界初となるDVDソフトを、2006年末には日本初のBlu-ray作品を発売しました。一方で2001年末に映画作品の有料ストリーミング配信、2002年から音楽配信をスタート。これが現在の音楽・映像の配信ビジネスへと繋がっています。
そして現在、数々の会社やプロジェクトへの出資、業務提携などの多様なニーズに応えるべく、音楽・映像という従来の枠組みにとらわれないコンテンツの充実を図り、総合エンタテインメント企業として様々な分野での事業拡大を目標にチャレンジしています。