ピープル

先輩社員インタビュー

坂本彩

第1ディストリビューションDiv. 所属

  • 現在配属されている部署を教えてください。
  • 現在配属されている部署は、第1ディストリビューションDiv.コンテンツセールス部ミュージックコンテンツセールスグループです。
  • お仕事の内容を教えてください。
  • 第1ディストリビューションと第2ディストリビューションは営業の部署で、私が所属しているのはデジタルコンテンツを扱っているディビジョンです。私はそこで音楽配信の営業を担当していまして、国内外の音楽配信サイトを部署で担当を割り振って動いています。
    今年の3月から開始した「ANiUTa」(アニソン専門のストリーミングサービス)の宣伝も担当もしています。仕事内容は、音楽配信とANiUTaの宣伝でほとんどを占めます。
  • 一日のスケジュールを教えてください。
  • 会社自体は完全フレックス制をとっていますが、私の部署は10:00に仕事を始めるルールがあります。いつもは10時に出社して、午前中は2,3時間メールのやりとりをして、お昼は虎ノ門のレストランでランチをエンジョイしています。お昼から帰ってきて打ち合わせを1〜2本、夕方は打ち合わせを受けて作業や企画書作成をしています。退社は日によって違いますが、平均すると21時くらいです。
  • 坂本さんの部署異動経歴を教えてください。
  • 昨年入社したときは、Webのプロモーションを担当していました。私のいた部署は、Webのプロモーションと音楽配信営業を兼務するグループだったので、実は今やっている仕事は昨年も経験しています。
    部署異動を経て、現在は音楽配信営業のみのグループに所属しています。昨年はWebのプロモーションと音楽配信をやっていたので今年は半分になったように見えますが、音楽配信のウェイトは年々大きくなってきているので、仕事の種類は減っていても仕事量は変わらず、音楽配信の割合が増えたイメージです。
  • 音楽配信のお仕事で、思い出に残っていることはなんですか?
  • Spotifyのチャートのひとつに、SNSでの盛り上がりを指標にしたバイラルチャートというものがあります。これにチャートインすると海外のキュレーターたちが「この曲が今、日本で流行っているのか!」と聴いてくれたり、他の国のプレイリストへ積極的に組み込まれたりする可能性があります。このチャートに入れるために施策を組み、あるアーティストでキャンペーンを実施したところ、実際にバイラルチャートで1位を獲得することができました。楽曲がチャートインしたことが日本だけでなく台湾や香港でも反響があり、楽曲を世界へ広める後押しができたことが最近の思い出です。
  • 海外のトレンドに目を向ける必要があると思いますが、日々心がけていることはありますか?
  • 様々なストリーミングサービスにおけるニュース記事を定期的に読んでいます。最近海外担当も兼務になり私は中南米・オセアニア・インドを担当していて、J-popが流行している地域があればそこへアプローチを行うことも仕事のひとつになってきました。そのため、最近は各地域の流行を掴むために、海外で読まれている日本の音楽関連の記事へも目を向けています。
    ニュース記事以外にも、各国ストリーミングサービスの音楽ランキングを欠かさずチェックするなど、とにかくいろいろな記事や情報を知りながら、何が流行っているか、何がこれから流行りそうかを模索しています。
  • 今各国のトレンドを追っている坂本さんですが、学生時代も音楽のトレンドに敏感でしたか?
  • 学生の時はどちらかというと、流行っているものを聴くような、受動的な姿勢だったかと思いますが、素敵な音楽との出会いもありました。アメリカ西海岸のオレゴンに1年間留学していた時に、初めてSpotifyをダウンロードして(当時日本未上陸)適当にプレイリストを聞いていたら、めちゃくちゃこの人イイ!と思ったアーティストが1人いました。調べたら偶然1週間後にオレゴンへツアーで来ることがわかって、チケットも本当に偶然買えて、ライブに行ったら想像以上に良くて、それ以来とても好きなんです。自分自身がストリーミングサイトで音楽との素敵な出会い経験しているので、当時の感動は今の仕事にもつながっているかな、と思っています。
  • 就職活動では、どういった業種を受けていましたか?
  • エンタメ系です。第一志望群としてエンタメ系の会社に行きたいなと思って絞っていました。他の業界もプレエントリーはしていましたが、実際にESを出したり面接へ進んだりしたのはエンタメ系のみです。
  • 今後の夢・目標を教えてください。
  • 興味がないことは絶対に仕事にできない、と思っていたからです。総合職である限り、どんな会社に入っても生活の中の割合をほとんど仕事が占めるだろうと思っていました。そう考えたときに、本当に自分の興味のあるジャンルしか受け付けられないだろうな、と思ったので、絞っていました。
  • ポニーキャニオンを選んだ理由はなんでしたか?
  • 面接官との相性です。いくつか悩んでいた会社はありましたが、ポニーキャニオンに受かったその日にはもう入社を決めていました。面接が一番楽しく、面接官の人の雰囲気や自分との相性が良かったと思います。会社がこういうことをやっているから、というよりも、そういったフィーリングで決めました。
  • 今後の目標・達成したい夢はありますか?
  • 音楽のコンテンツを売る上で海外の媒体の担当者ともっとやりとりをして、これまでポニーキャニオンになかったコネクションを新しく作りたいです。特に自分が担当しているエリア(中南米・オセアニア・インド)へのアプローチから、他事業でも可能性が広がるような強いコネクションができればいいなと思っています。これは自分の直近の目標です。
  • 最後に、就活生へアドバイス・メッセージをお願いします。
  • 仕事を楽しそうにやっている先輩っていいな!ととても思うので、やりたいことが明確でありつつ、どういう仕事であっても楽しんでできる人に入ってきてもらいたいなと思っています。
    また、よく寝てよく食べて、心身ともに健康な状態で就活を乗り切ってほしいです。思うように行かずに心が暗くなるときもあると思いますが、最後は体力勝負だと思うので、ヘルシーな就活生活を送って欲しいです。