INTERVIEW

自分の好きを
突き詰めたいと思った人は
ぜひポニーキャニオンの
門を叩いてください
ライヴクリエイティヴ本部
制作1部 (2017年入社)
左:吉嶺秀太さん
ライヴクリエイティヴ本部
制作1部 (2018年入社)
右:木下玲奈さん

将来の夢を教えてください。

吉嶺:最近では右往左往しながらもがむしゃらについて行くことで、ようやくイベントに関する知識がついてきたので、何か新しいイベントを企画したいです。音楽イベントの企画はもちろんなのですが、私は個人的に個展イベントが好きですし、今はデザイン展とかも流行っているので、そのような領域で何か面白いものを掛け合わせて他には無いイベントを企画したいと考えてます。自分自身でイベントを企画しながら外部の人との様々な折衝までできるようになるのが目標であり、今は日々そこを意識してやっています。

木下:配属以降さまざまなイベントへ参加させていただき、“制作”という立場からライブを組み立てる上で必要な過程について、部署の先輩が上手く切り盛りする姿を見てきました。今後も様々なイベントチームを経験して、自分主体でも組み立てていける力を早く身につけることが直近の目標です。

業務のことについて詳しく教えていただけますでしょうか?

吉嶺:自分たちの部署が作っているイベントやライブは大きく二つに分類できます。一つは、アニメクリエイティヴ本部で行っているイベントや、ミュージッククリエイティヴで担当しているアーティストのライブを制作するパターン。もう一つは、外部から制作を依頼されるイベントや、自分たちが一から企画して制作するパターンです。前者の社内案件も後者の外部案件も仕事内容は基本的に同じで、例えばアニメのプロデューサーや製作委員会や脚本家などの意向に沿ったものを遂行する(手配する)ことが主な業務になるので、会場の手配や予算組み、舞台監督さんや音響・照明さんなどのスタッフの手配、当日のタイムスケジュール組み、またライブであればリハーサルを組むなど、予算組みやライブ・イベントの枠組みを作る仕事をしています。つまり社内案件は主に手配、外部案件に関してはクライアントから「〇〇と言ったライブやイベントを作りたい」という依頼に対して、イベント制作会社として動くようなことをしています。一方で自主企画ですと、自分たちで企画から始めることもあるので、企画からスタッフィング、アーティストブッキングの手配まで全てやることもあります。今、部署の意向としては、企画段階から様々なことに取り組んでいこうという流れがあるので、今後はますます自主企画案件が増えていくと思います。

現状、自主企画:外部:社内の案件の比率はどのくらいですか?

吉嶺:自主企画に関してはまだまだ少ないです。内部と外部の仕事は、7:3くらいで、現状はアニメクリエイティヴ本部の仕事が多いですね。今後はもっと外の仕事と自主企画の割合が増えるといいですね。

お二人は一緒に仕事されたり、仕事以外でも話をしたりすることはあるのでしょうか?

木下:1つのイベントに対して部署内2-3人でチームを組み、リーダーを中心に準備〜当日の現場〜後処理へ終始チームで臨みます。チームのメンバーは基本的に上長から振り分けられるのですが、今のところ吉嶺さんと私は同じチームになったことがあまりないですね。

吉嶺:そうだよね。(笑) お互い作品ごとに動いているので、同じチームにいないとそこまで関わることはないのですが、この部署は結構賑やかな部署なので、昼時はみんなで食べに行ったりしていて和気藹々な雰囲気があります

ライヴクリエイティヴの一日の仕事の流れを教えてください。

吉嶺:土日のようにライブがある日と平日のようにライブがない日はだいぶ違っていて、ライブの日は基本的に自分たちが一番に現場に入ります。まず会場入りしたら、照明の吊りや音響設備などの仕込みをしなければならないので、警備やテクニカルスタッフを集めて、会場設営を行います。設営の間は、キャストの楽屋案内や打ち合わせ、リハの準備や食事の手配を行うなど様々な業務をこなします。その後本番を見届け、キャストを送り出したり、会場の片付けを監督したりしながら、全ての撤収が完了するまで会場に残り、最後に帰ります。イベント当日の仕事は、本番が問題なく進行するよう管理するのが主な仕事ですので、前日までの準備が特に大変ですね。平日はそれぞれの担当の業務をこなしたり、土日の振休や代休を取ったりと個々に委ねられています。そこら辺はやることをしっかりやっていればかなり柔軟な気がします。完全フレックス制ですし。

何かイベントでハプニングがあったこととかはありますか?

吉嶺:未熟な証拠ですが、まだまだハプニングだらけですね。(笑) 「あれやったかな?」とか急に思い出すことがすごく多いです。(笑)

お仕事でやりがいを感じることはありますか

木下:盛り上がっている客席の様子やSNS等でお客さんの感想を見たときに、最もやり甲斐を感じます。自分の頑張りがお客さんの喜びへ繋がることは非常に嬉しいです。

吉嶺:ライブやイベントはキャストやバンドを含めてチームで動いているので、チームワークが良いととてもいい雰囲気でリハーサルや本番を迎える事ができると感じています。そういう良い雰囲気はお客さんにも伝わると思うんです。ですから、良い雰囲気・良いチームワークを作り本番が成功した後の打ち上げはたまらないですね!!お客様も含め関わる人間全員が楽しんでいると実感できた時はやりがいを感じます。

吉嶺さんは2年目ということですので、何か仕事の中で印象に残っているものはありますか

吉嶺:神宮外苑花火大会です。これはライブクリエイティヴ本部 制作一部で担当したのですが、神宮球場の花火大会という関わるスタッフの数もお客さんの数も桁違いな現場でチーフとしてまとめ上げている先輩社員を見て、単純にすごいと感じるんですが、もし自分が逆の立場なら同じことができるのかという焦りをこの仕事で感じました。このような先輩の活躍がモチーベーションになる一方でこれから作品を企画することが増えていく中でこのような大きな現場を回す事ができるのかという不安も感じたので、現場を通じて優秀な先輩社員と関わる事で、自分の仕事のやり方等をもう一度考えさせられる案件でした。

木下さんはどうしてこの会社を受けようと思ったのですか

木下:the pillowsがキッカケです。今年結成30周年になるバンドで、数十枚の作品を世に出していますが、私が好きなアルバムの一枚がポニーキャニオンから発売されており、名盤を生む会社!というイメージがあったので受験を決めました。
また、大学生のときに学園祭実行委員会に所属しておりまして、ピロウズがライブ企画出演のために大学へ来てくれました。これを勝手にご縁に感じたり、またそのライブを観てライブ制作に興味を持ち始めたりしているので、ピロウズが好きでなければ自分は今ここにいないかも、と思います。

ポニーキャニオンってどんな会社ですか

木下:のびのびと働ける会社だと思います。出社時刻、休暇の取り方、服装など、働き方のルールを個人に委ねている面が多々あります。自由な故に好きなもの、新しいものを能動的に追うことができると感じているので、こういった環境にはとても感謝しています。

吉嶺:若手の意見でも上の人がしっかり聞いてくれる会社だと思います。上の人からも企画をたくさん出して欲しいと言われますし、企画を出してそれが良ければ動いてくれるという印象があります。若手だから下積みとかではなくて、しっかりと自分の意見を主張できる環境があると思います。

最後に何か就活生に対して一言お願いします。

木下:気を楽にして取り組んで欲しいです。身だしなみ、振る舞い、言葉遣いなど訳の分からないルールだらけだったり、初対面の人に自分の考えを否定されたり、窮屈な思いをたくさんするかもしれませんが、自分が正しいと思うものを信じることが重要だと思います。

吉嶺:自己分析など何かと自分を突き詰めることは多いと思いますが、その中でエンタメなど何か自分の好きを突き詰めたいと思った人はぜひポニーキャニオンの門を叩いてください!

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