INTERVIEW

社員インタビュー

お仕事内容を教えてください

二人ともほぼ同じ仕事内容なのですが、映画、ドラマ、アニメなどの映像コンテンツに関わる契約書をメインにしつつ、個々の担当では、様々な部署の案件の契約書を作成したり確認したりする仕事をしています。

法務の仕事というと難しいイメージがあるのですが、
資格などは必要なのですか?

資格が必須ということはありません。また、もともと法律を学んでいないといけないということもありません。現在の部署は、どちらかというと現場経験を積まれたベテランの方々が多い印象です。

プロの現場で経験を積まれた先輩方が沢山いらっしゃる中で、
苦労していることはないですか?

それはもう沢山あります(笑) 

私は1年目から法務なので現場の温度感が分からなくて…それが苦労していることですかね。契約においてどこが重要なポイントなのか、制作と法務それぞれの立場では結構違っているので、契約業務を行う上でも現場を知っておきたかったなとは思います。

法務の仕事は、現場でどういう風に動いているか流れを知っておかないと正しい契約書が作れないのに、とにかく書面上でしか状況が把握できなくて、現場の実際の状況や雰囲気がイメージしづらいんです。それが大変ですね。 

私も同じですね。あと、店舗や新規事業の契約にも携わらせていただいているのですが、それも流れを把握するのが難しくて、そういった部署の実際の仕事についても知りたいなと思ったりもします。

法務はほぼ全ての部署と関わる特殊な部署だと思うのですが、
魅力ややりがいは何ですか?

全体的に会社の業務を見渡せるということですね。制作や営業の方と関わらせていただくことで、その部署のビジネススキームを知ることができるのは凄く魅力的だなと思います。

書面上ですが、事業の構造が理解できるので、とても興味深い仕事内容だと思います。やりがいは、理想とした内容で着地できたときや困難な案件において解決の糸口を見つけられたとき等に感じます。

あとは、テニクニカルな話ですけど、文言一つで自社で持てる権利の範囲を広げたりできることですかね。例えば、制作の方がお金周りに関する条件をあげてくださるんですけど、法務の立場から「同じ経済条件でこの権利の範囲を広げるために、こんな文言を入れてみたらどうでしょう」と提案することができます。そういうのも、法務ならではの面白いところかなと思いますし、上手く話が通るとやりがいを感じます。

海外に関わるお仕事だと、英語を使われるのですか?

海外企業とは英語での契約になるので、英語を使いますね。契約書で使用される英語は、一般的ではない表現も多々出てくるので、理解するのも大変ですし、細心の注意を払って行う必要があります。また、先方担当者との関わり方も国内契約とは異なり、法務が直接コンタクトをとることが多いです。自分たちの思いを相手方に伝えやすい一方で、ひとつひとつのやり取りがより重要になってくるので、とても気を使う作業になります。…なんて偉そうに語っていますが、実は、英語がバリバリ得意!という訳ではないんです。ですが、海外との契約に挑戦をさせてもらっていて、先輩に色々教えてもらいながら業務を身につけているところです。

中村さんは最近オンライン英会話始めたよね。

そうなんですよ。去年だったかな、ポニーキャニオンの中で学習支援制度という社員のスキルアップのために支援してくれる制度ができて、その中で語学学習のコースがあったので、それを利用させてもらっています。私は、オンライン型英会話のコースを選択していて、1日30分のオンライン英会話を週2.3回受けています。結構夜遅くまで対応してくれるサービスで、帰宅が遅くなった時などは24時頃から始めることもあります。

学習支援制度という話では、私も契約実務にかかわるビジネス講座を受けています。映像作品の契約に寄り添った法律の勉強などをしているんですけど、今の仕事に活かせる事が多いので、受けて良かったと思います。

ちなみにお二人は先輩後輩ですが普段はどんな関係ですか?

先輩後輩といっても入社年度は1年しか変わらないですし、法務に入ってからという意味では、今の部署に入ったタイミングがあまり変わらないので、ほぼ同期のようなものです。なので、仕事の相談などがとてもしやすいです。

年上の方が多い法務で年の近い西田さんがいてくださるのは本当に心強いです。些細なことでも相談できる方だと勝手に思ってます(笑)

私も同じ(笑)いつも助かってます、ほんと。

仲が良いお二人に就活の話をお伺いしていきたいのですが、
法学部にいながら何故エンタメを受けようと思ったのですか?

私はもともとエンタメが好きで、大学の専攻と絡めてエンタメに関われる仕事をしたいと思っていました。ポニーキャニオンは就活を始める前から知っていたのですが、就活の時により詳しく調べていくうちに幅広く事業を展開していることに魅力を感じて受けました。

私も同じくエンタメが好きで、大学に入学する前からこの業界に行きたいという思いがありました。ポニーキャニオンとの出会いは、自分が面白いと思ってテレビで見ていたアニメの多くに、CMに入る前の提供欄に「ポニーキャニオン」という字を見る機会が多いなと気付いた時ですね。それから、就活の時に色々調べていたらポニーキャニオンを発見して、「あ、好きなアニメでよく見る会社だ!」と思ってエントリーしました。

お二人は好きを今仕事にされていると思うのですが、
その為にどのような就活をされていましたか?

私は、第一志望はもちろんエンタメ業界だったのですが、どこも狭き門なので、とにかく興味のある所は受けてました。ただ、自分の気持ちがESや面接などに出やすかったみたいで、エンタメ企業以外は選考が進みませんでした。就活中に、ある業界の会社説明会でそこの社員さんが「ESは、ラブレターを書くような気持ちで書くといいかもしれませんね」とおっしゃっていたんですよ。当時は「何を言ってるんだろ?」と思ってたんですけど、こうやって採用活動のお手伝いをさせて頂いている今となっては「的を得てるかも!」と実感する言葉です。きっと当時の自分のESや面接も、エントリーした企業に対する気持ちの温度とかが表れてたんでしょうね(笑)なので、就活中は、自分と常に向き合いながらしっかり自己分析をして、自分の気持ちをぶつけられる会社を優先してエントリーしていきました。

私はとにかく不安にかられ過ぎて、解禁されると同時に約300社くらいエントリーしてました(笑)ただ興味のないところのESは書けないし出しても通らなくて。その時に一回立ち止まって自己分析をし直して、エンタメだったら働いている自分が想像できたので、業界を絞って就活をしました。

面接の時は、どんな印象を抱きましたか?

そうですね、柔らかい雰囲気というか、他社に比べるとリラックスして話しやすいと感じました。

服装も私服でOKだったので、スーツの時とは違い落ち着いて話せました。私が3次面接を受けた時には、最後に質問できる時間があったんですけど、そこで「私、1日でご飯を食べる時間が一番楽しみなんですけど、ポニーキャニオンさんって社食とかは無いと聞いて…(注:当時の本社の所在地は虎ノ門)。もし縁あって採用頂いたときに、お昼ご飯事情が気になるんですけど、みなさんいつもランチは何を召し上がっていますか?ランチの出来るオススメのお店はありますか?」って聞きましたよ(笑)当然ですけど、別の会社で同じ質問したらポカンとされたんですけど、ポニーキャニオンの社員は笑って丁寧に返して受け入れてくださったので、それくらい温かい人柄の方が多い会社なんだなと思いました。ちなみに、こういうトリッキー質問は、実は私もちょっとした賭けをする意図でした質問なので、真似はしないほうがいいです(笑)

凄く働きやすそうな会社という印象を受けますが、女性目線ではいかがですか?

女性目線というと、私たちが所属する部署だと、ちょうど去年お母さんになられた先輩がいらっしゃって、この前復職されたんですけど、お子さんの送り迎えなどもあって時短制度を上手に活用されてお仕事されているようで、傍から見た感じですと働きやすそうです。

フレックスタイム制が導入されたことによって、さらに働きやすくなったと思います。自分でカレンダー上で出勤時間が調整できるので、女性特有の体調不良等の報告しづらい場合にも活用しています。導入以前は、上司に言いづらいなと感じていたのですが、今はそのストレスもなくなりました。

働きやすいという意味では、オフィスも新しくなって、前よりも作業するためのスペースが広くなって快適です。

4階のラウンジに移動して作業も出来るので、気分を変えたい時などに利用できるのは良いなと思います。

あとは、皆さん心の距離が近いというか、自分がいつもいるフロアとは違うフロアに行った時に「お疲れさまー」とか「誰探してるー?」とか声をかけてくださったりして、気にかけてくれる方が多いですね。役員とも、お昼時に社内でお会いすると「ご飯食べに行こうよ!」って声をかけてくださって、そのままご一緒させて頂いたりすることも実際にあります(笑)

最後に就活生に向けてメッセージをお願いします!

周りと自分を比較しつつも、自分のペースを守って進めていけると良いのではないかなと思います。

マニュアルがあるようでその通りにいかないのが就活なので、自分の思いを大切にして自分なりに頑張ってもらえたらなと思います。

頑張ってください!!

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