INTERVIEW

檀原 由樹

経営本部 経営企画部 経営企画G
(兼)働き方改革推進室

遊び心を持って
共感や納得感を生み出したい

【経歴】2009年新卒入社
営業→音楽マーケティング部→経営企画部

【大学時代に熱中したこと】ジャズ研究会、生音を使ったクラブミュージック

【好きなエンタメ】音楽、映画、本

【最近の家での過ごし方】娘と遊ぶ

【座右の銘】腹8分目

今のお仕事内容を詳しく教えてください

檀原: 経営企画部では主に4つの仕事を行なっています。1つ目は会社の経営戦略・計画作り、2つ目は既にある会社のリソース以外のものに投資して成長させていくM&Aやアライアンスなどの投資業務、3つ目はグループ会社の経営管理(主にPCI MUSIC)、4つ目は新規事業の立ち上げ(harevutaiなど)です。兼務している働き方改革推進室では人事制度改革やエンゲージメントの向上が主な業務です。給与評価制度や就業規則改定など、より楽しく、働きやすい会社になるように社内の制度を整えています。

今までで一番大変だったことを教えてください

檀原: 大変なことばかりです!(笑)ですが、眠れない夜や辛いことがあっても好きだったり楽しかったりすると乗り越えられます。仕事に熱狂していることが大事です!

どんな時にやりがいを感じますか?

檀原: 社外の人から自分が行った施策について「あれってどうやってやったんですか?」とか「すごいですね!」というリアクションがあった時が嬉しいですね。社内だけでなく、お客様や他社の人に評価されるとやりがいを感じます。

これまで色々な部署で経験されてきたことで今の仕事に役立っていることはありますか?

檀原: あります!社内はどうしても事業部門と管理部門で分かれがちで、お互いにどういうことをしているのかわからないことも多いんですが、経営企画や働き方改革推進室の仕事は社内全体を俯瞰して見て、誰がどこでどんな想いで働いているのか、どんな課題が存在しているのかを理解する必要があります。そういった意味で今までやってきた仕事は、幅広いセクションの方々と関わることが多かったので、それを理解した上で施策を提案できたり、聞きたいことがあったりした時にそれを気軽に聞ける関係にある人がたくさんいるのでプラスになっています。

お仕事をする上で、心掛けていることはありますか?

檀原: 会社の経営計画について提案をしたり、全社的な制度設計を考えたりすることが多いですが、そういうときには社員それぞれが会社に対してどういう想いを抱いているか、ということを理解することに努めています。対話や、エンゲージメントリサーチと言われているようなシステムを使って、全社的な声を集約し、主観的にならずに客観的に課題分析することを大事にしています。

これまでにどういう制度づくりに携わってきたのですか?

檀原: 学習支援制度を設計しました。英会話、M B A取得、海外研修など、学びたい人を会社が費用負担して支援する制度です。私自身も利用させていただいており、とても良い刺激を受けていて業務にも活かせている実感があります。また、給与制度も年功序列型だった制度から、パフォーマンスや役割が給与に反映されるミッショングレード制に変更しました。給与テーブルも見える化して透明性や納得感の向上を心掛けました。就業規則の変更、介護支援や育休制度の改定など、安心して働き続けられる仕組みづくりにも関わってきました。

これから作っていきたい制度はありますか?

檀原: 現在働き方改革推進室では、場所や時間に縛られず、いつでもどこでも自分の最適な環境で働ける制度を考えています。ノンストレスな働き方を追求する一方で、その分大きな成果をあげていけるようなマネジメントの仕組みづくりや個人の働き方に対する意識改革を推し進めるという両軸を意識しています。

ポニーキャニオンに入社した決め手はなんですか?

檀原: 中学生の頃に見た映画「スワロウテイル」に衝撃を受けて、その時からずっとポニーキャニオンに入りたいと思っていました。安定した環境下で多様なクリエイティブを発信していることや穏やかな人が多そうな文化にも惹かれました。

同業他社と比較した時のポニーキャニオンの強みはなんだと思いますか?

檀原: フジ・メディア・ホールディングスの一社というところは大きいと思います。何か取引をする時でも相手からの信用が大きいですし、財務基盤の強さもあると思います。
また、よくポニーキャニオンは「良い人が多い」と言われることが多いのですが、「良い人が多い」というのは「人の喜怒哀楽に寄り添える人が多い」ということだと思っています。エンタメを求めているお客様って、必ずしもいつも楽しい気持ちでいる方とは限らないですよね。悲しい時やイライラした時にエンタメを求める方もいると思います。なので、「人の喜怒哀楽に寄り添える」というのは、お客様が求めるコンテンツを作る上での強みになっているなと感じます。

どんな人と働きたいですか?

檀原: 何かに熱狂している人と一緒に働きたいです。どんなに努力したとしても、熱狂している人には勝てないですからね。

今後の夢や目標を教えてください

檀原: エンタメの会社なのでみんなが笑っているような楽しい会社にしていきたいです!そのために、引き続き制度や仕組みを整えていきたいです。正解を探すんじゃなくて、遊び心を持って共感や納得度の高いものを提供していきたいですし、何より自分自身がいろいろなことにチャレンジをして楽しく仕事をしていたいですね。