INTERVIEW

杜 浩亮

コンシューマビジネス本部 2G

海外のファンに
日本のアニメコンテンツを届けたい

【経歴】2017年新卒入社
入社から現在まで現部署

【大学時代に熱中したこと】アニメ(毎クールのアニメはほとんど録画している)、大学時代と大学院時代の専攻は工学(流体機械の研究)

【好きなエンタメ】アニメとアニソン、(コロナ前)月2回ぐらいでライブへ

【最近の家での過ごし方】天気の良い時、家近くの公園でテレワーク

【座右の銘】愛があれば、なんでもできる。

今までの経歴を教えてください

杜: 私は入社してから部署は変わらずコンシューマビジネス本部に所属しています。コンシューマビジネス本部と聞くと分かりにくいかもしれないですけど、ポニーキャニオンのE Cサイトの運営や、ライブやイベントの会場の特販などを扱っているB to Cの部署ですね。
現在は「きゃにめ(https://canime.jp/)」というポニーキャニオンの直営アニメ商品のECサイトがありまして、その運営に携わっています。そこではきゃにめ限定版や購入特典を設けて、他の店舗との差別化を図っています。さらに「きゃにめプライム(https://prime.canime.jp/)」という有料会員サイトを立ち上げて、きゃにめオリジナルコンテンツやオリジナルサービスを作ったり、ポニーキャニオンの商品の価値を上げるための施策を考えています。
また、製作業務も行っていて、声優のWEB動画番組を作り、ビリビリ(中国の動画サイト)でも同時配信しています。私は中国出身なので、海外のマーケティングの進出のために、ポニーキャニオン商品を中国への販売サービスを立ち上げました。

今までお仕事をされてきて、一番大変だったこと&やりがいを感じたことはなんですか?

杜: 一番大変なのは、プロデューサーとして製作業務もやっているので、番組の企画、収支の管理、外部の会社と一緒にやりながらその全てを統括する立場で上手く回していくことですね。
コンシューマビジネス本部で製作業務を行うにあたって特殊なところは、例えばアニメクリエティヴ本部だと、1つの作品に対して作品の方針や大きな枠を決める制作プロデューサーと、作品をどうやったら多くの人に届けられるかを考える宣伝プロデューサー両方いて。さらに商品ができたら、どこでどう売るか考えるセールスプロモーターがいます。コンシューマビジネス本部ではこれらのことを全部自分一人でやっているんです。
忙しい時期はパッケージの発売に加えて製作している番組のイベントもあって、ビリビリで同時配信もしているから、中国側とのスケジュールの調整もして。あと宣伝業務も自分でやるので、その宣伝用の動画の編集もやって。最後にイベントに至るのですが、イベントを実際にやる時には、お客様一人ひとりに対する案内を全部限られた時間の中にやらなければいけない。この時期は一番大変でした。イベントが無事に終わって、SNSでお客様の喜びの反応を見て、大変だった分やりがいを感じました。

仕事の中で心がけていることはありますか?

杜: 当たり前のことですがミスをしないこと。一つの仕事に対して、ミスをしたら本来の10倍の時間をかかるんで。

コロナ禍で環境は色々変わったと思うんですが、仕事上で大きな変化はありましたか?

杜: 今はテレワークで打ち合わせの多くがオンラインになりました。やっぱり今でも思うんですが、この仕事の場合現場で人と対面するのが一番良いなと思います。でもオンラインになると移動の時間等が節約できるから、その分でまた別のことができるなとは思います。

今後の夢や目標はありますか?

杜: 私がポニーキャニオンに入った理由は、アニメに関わるコンテンツを作りたいという目標があったからです。今ある意味その目標は達成できているのですが、今後はもっと大きなコンテンツを作れると良いなと思っています。あと、もっと海外のファンにアニメのコンテンツを届けられたら良いなと思っていますね。アニメコンテンツに関して、中国はマーケットとして一番大きいので、収益も見込めると思います。自分は中国語を喋れるから、そこも生かしていきたいなと思っています。

最終的にポニーキャニオンに入社した決め手はなんですか?

杜: もちろんポニーキャニオンはエンタメ企業として大手ですし、あと自分が好きなアニメはポニーキャニオンの作品がいっぱいあるからですね。
他のエンタメの会社も一応受けましたが、ゲーム会社は別として、エンタメ会社受かったのはポニーキャニオンだけでしたね(笑)

実際に働いて、ポニーキャニオンの良いなと思うところはありますか?

杜: 優しい人が多いですね。ポニーキャニオンの社員は仕事には厳しいですけど、みんなちゃんと優しいですね。

こんな人と一緒に働きたいと思うような人はいますか

杜: 中国語を喋れる人(笑)他部署から翻訳してほしいという依頼が多いので。特に自分の仕事が忙しい時に、他部署から依頼が来ると、整理券を配って順番待ちにしたいですね(笑)。

ポニーキャニオンの選考を受けていく中で、印象に残っているエピソードはありますか?

杜: 他の会社と違うところは、私たちの時に5対5のディベートがあって、皆は自分のことをアピールしたいからほぼ喧嘩になっちゃうぐらいの状態で(笑)。その時のテーマは「旅行するなら北陸新幹線に乗って金沢に行くか北海道新幹線に乗って札幌に行くか」というもので、当時私は金沢がどこにあるのか全然わからなかったです(笑)。でも、私は電車オタクでもあったので、新幹線の移動時間の利用と費用のバランスの観点から相手側の新幹線についての間違った論点に対抗することができました(笑)。