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音楽事業部インタビュー
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    音楽事業本部
    井上さん
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    音楽事業本部
    石川さん

A&Rってどんな仕事?

自己紹介と、現在ご担当されている業務内容などを教えてください。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    井上遼香と申します。2019年に入社しました。現在は社内レーベルの「IRORI Records」に所属している「TOMOO」と「a子」のA&Rやマネジメントを担当しています。
    A&Rは、楽曲の制作やプロジェクトの全体進行など、作品が世の中に届くまでをアーティストと共に形にしていくようなお仕事です。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    石川珠有と申します。2021年に入社しました。私も同じく社内レーベルの「IRORI Records」に所属している「TOMOO」と「Official髭男dism」、「go!go!vanillas」の担当をしています。TOMOOでは宣伝とマネジメントを主に担当しています。宣伝は、楽曲をリリースする際に露出する媒体や、SNSの発信の仕方、広告の打ち方といったところをチームでプランニングします。簡単に言うと、「楽曲をリスナーの皆さんにどう届けていくか」を考えるお仕事です。

TOMOOさんの作品・プロジェクトにおいて、企画からリリースに至るまでの流れを、
簡単に時系列で教えてください。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    まず「リリースの設計」から始まります。2年先くらいまで見据えながら、ツアーを行う時期やリリースのタイミングなどのアーティストの活動全体の流れを計画を立てていきます。次に、アーティストと話し合いながら楽曲の方向性を決定し、本人が「デモ」を制作します。TOMOOの場合は作詞/作曲から、ピアノ弾き語りでデモ制作を行なっています。そのデモをもとにアレンジャーに「編曲」を依頼し、アレンジが固まった後は「レコーディング」を行います。「ミックス・マスタリング」を経て、楽曲そのものが完成します。アレンジャーやエンジニアとやり取りをするのも私たちの仕事で、アーティストやチームと相談しながら決めます。楽曲制作と並行して、ジャケットやミュージックビデオ、パッケージなど、「ビジュアル制作」を進めます。そして作品をリリースし、最後に「プロモーション」を行うことで、音楽が世の中に届けられていきます。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    そのようにして制作された楽曲を「宣伝」では、リリースの前後でプロモーションします。楽曲のメッセージや曲調を汲み取った上で、どんなタイミングでどんな露出をするのか、チームで相談しながらプランニングし調整・実行します。映像や写真の確認も行います。プランニング→社内各所へのプロモーション相談・調整→稼働→露出までの調整(原稿/映像/写真確認・スケジュール調整・SNS動画制作)といった長い工程を終えてメディアに露出したあとは、それがどういう結果をもたらしたのか効果測定し、次に繋げていくという流れです。

他職種とのつながり

制作からリリースまでの過程において、
特に連携する職種はどのようなものがありますか。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    制作の仕事は、楽曲制作全体の起点なので、たくさんの部署と連携しています。マーケティングチームや販促チーム、ライブ制作やアーティストマネジメント、映像やデザインなどのクリエイターまで、アーティスト・楽曲と全体をつなぐハブのような役割だと思っています。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    宣伝はプロモーション部やマーケティング部との連携が主かなと思います。社外では各媒体や、タイアップ先の作品周りの方とのやりとりが多いです。社外ではライブ制作部とも関わっていて、楽曲の世界観を表現するため、演出やライブ用のアレンジなどを一緒に考えたりもしています。

これまでにA&R以外の職種をご経験されている場合、
そのときの視点や経験が、現在のA&Rの仕事に活きていると感じる場面はありますか。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    私に関しては新卒から3年間プロモーション部に所属していました。例えば、A&Rの方から「新曲をリリースするタイミングでテレビ稼働をしたい」というお話をいただいて、私がテレビ局に営業に行くといった仕事をしていました。その後にIRORI Recordsに来て、宣伝担当になりました。その経験を経て、音楽が世の中へ届くまでのフローが身を持って理解できたのはもちろんですが、それぞれの部署の大変さが分かり、思いやりの気持ちを持てるようになったと思ってます。

「音楽の知識」と言うと幅広いと思うのですが、
具体的にはどういう知識が大事になりますか。
作曲の知識やスキルの必要性はあるのでしょうか。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    音楽理論のイメージが強いと思いますが、「こんなアーティストが今注目されてる」みたいな情報や、「どういうジャンルの音楽がどの時代に流行ってきたのか」など、音楽の背景を知っているだけでもいいと思います。私は曲は作れないし、ギターのコードも押さえられないんですけど、何とかなってます。ただ、もちろん知識があるに越したことはなくて、知れば知るほどアーティストとの共通言語が増えて、コミュニケーションが取れる感覚はあります。時代やジャンルに偏りすぎずたくさんの音楽を聴くことは大事だと思います。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    アーティスト側も、知識がない人にも伝わるように心がけてくれるので、お互いに歩み寄って経験値を積む中で覚えていく感じです。

A&Rとして心がけていること

TOMOOさんのA&Rとして、日頃心がけていること、
目指していることを教えてください。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    楽曲制作に関して、本人が「こういう曲を作りたい」というイメージがありますし、ライブパフォーマンス、キャラクターも含め、すでに彼女ならではの個性が確立されているので、必要以上に手を加えずに、世の中の人に届けることを意識しています。本人の頭の中にあるイメージを実現できる環境を整え、一緒に考えたり悩みながらサポートするのが自分たちの役割かなと思っています。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    アーティストから自分の人生の大事な部分を預けてもらって、その上で一緒に仕事をさせていただいていると思っています。だからこそ、目先の利益だけを見るのではなく、数十年先まで長く愛されるアーティストになってもらえるようなサポートをしたいです。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    もちろん、担当している以上はより多くの人に音楽を届けたい、という気持ちはありますが、個性を曲げてまでやることではないと思います。その中でどんなブランディングだと耳や目に留まるか?ファンになってもらえるか?そのアーティストにとって何がベストか?を考えています。シンガーソングライターは全て一人で行わなければならないので、考えることも行動することも多くて。健全に音楽活動ができるようなペースも考えています。A&Rは、「何をするか」だけでなく、「何をしないか」を選ぶ判断力も求められる仕事だと思っています。

1月にリリースされたアニメタイアップ曲「ソナーレ」のような場合、
A&Rはどのように関わるのでしょうか。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    制作そのものに細かく意見を出すことはありませんが、進め方をどうするか話したり、原作を一緒に読んで作品について話し合ったりはします。そこから先、実際に音楽として形にしていく部分は、基本的にアーティスト本人に委ねています。タイアップ作品の『違国日記』のアニメチームとのやり取りも窓口になって行いました。

毎日膨大な数の楽曲がリリースされる中で、曲を届け、
長く聴いてもらうために、A&Rとして意識していることはありますか。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    TOMOOに関して言えば、「バズを狙って曲を作る」タイプのアーティストではないので、まずは生まれてきた楽曲を、私たちがどう多くの人と出会わせていくかが大事になります。たとえばタイアップをするなら、その作品を観ている年齢層などを考え、どの曲をどうやってプッシュしていくか、慎重に考えています。

自身の就活を振り返って

数あるエンタメ企業の中から、
ポニーキャニオンへの入社を決めた理由を教えてください。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    社風です。穏やかな人が多いと思いました。事業の幅は広いところもいいなと思いましたし、その印象は入社後も変わっていません。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    私も一番は、人がいいなと思ったことです。自分はどちらかというとマイナーなものが好きだったんですけど、その話をしてもちゃんと面白がって聞いてくれたのが、他の会社とはちょっと違うなと感じました。あと、音楽だけじゃなくて映画やアニメ、地域創生とか、幅広い事業も魅力的だなと思いました。

「こんな人と一緒に働きたい」と感じるのは、
どのような価値観や姿勢を持った人でしょうか。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    まずは、コミュニケーションが積極的に取れる人。この仕事って、体感としては半分以上が誰かと一緒に進める仕事なので。あとは、やっぱり何かしらのエンタメがすごく好きな人。「誰かの娯楽を届けている」という意識を持てる人だと、楽しく続けられる仕事だと思います。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    「とりあえずやってみよう」とか、「楽しもう」という気持ちを持っている人ですね。急に発生する案件も多い仕事なので、バタバタすることも正直多いですが、それを前向きに受け止めて動けるかどうかだと思います。もちろん、アーティストのためになるかを考えるのは前提として、まず一歩動いてみる姿勢は欠かせないと思います。

最後に、これから音楽業界やポニーキャニオンを目指す就活生に向けて、
メッセージをお願いします。

  • 音楽事業本部
    井上さん

    インプットすること、実際に経験すること、あと何か没頭できるものを持っていることが大事です。選択肢が多い時代だからこそ、「自分が何を選んで、何に没頭してきたか」という積み重ねが個性になると思います。だからこそ、自己分析もかなり大事です。

  • 音楽事業本部
    石川さん

    自分の好きなことを、他の人と話して共有する経験をたくさんしてほしいです。この仕事は、人と人とのコミュニケーションで進んでいくことが多いので、そういう話で心が通う瞬間もあります。自分や、周りの人が何を好きなのかにちゃんと目を向けて、頑張ってほしいです!

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