「時が止まった世界で、最初で最後の恋をした」
1日1時間、時がストップした中で出会った2人のせつない初恋ラブストーリー

原作は仁科裕貴による同名小説「初恋ロスタイム」（メディアワークス文庫／KADOKAWA刊）。
主人公・相葉孝司役には、ボーカルダンスグループM!LKのメンバーを務めながら、映画『ソロモンの偽証』で日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞し、その演技が高く評価される若手俳優・板垣瑞生。
ヒロインの少女・篠宮時音には、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン歴代最年少グランプリを受賞し、最年少記録でミュージカル「ピーターパン」主演に大抜擢され、本作が初めての映像作品出演になる吉柳咲良。
フレッシュな若手キャストが等身大で演じるラブストーリーを魅力的に支え、ストーリーの重要なカギを握る青年医師役を演じるのは竹内涼真。また、石橋杏奈、甲本雅裕ら実力派キャストが脇を固め、物語を一層盛りる。
監督は『チア☆ダン』をはじめ青春映画の数々手掛けてきた河合勇人監督。
主題歌は、今最も注目されるアーティスト・緑黄色社会が書き下ろした「想い人」。挿入歌のあいのぼり「1秒の花束」もせつない感動をさ爽やかに運ぶ。

＜STORY＞
「昔ね、時間が止まったことがある」青年医師（竹内涼真）はある夜、かつて自分の身に起こった不思議な現象と、そしてそのときに出会った“大切な人”の存在を思い出していた…。
浪人生の相葉孝司（板垣瑞生）は、ある日＜自分以外のあらゆるものが突然ぴたりと静止する＞という不思議な現象に遭遇する。時刻は12時15分。授業中だった孝司だけがなぜか動くことができた。戸惑いながら街に繰り出すと、自分以外に唯一動ける少女・篠宮時音（吉柳咲良）に出会う。毎日12時15分から1時間だけ起きるその不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、一緒に過ごすうちに二人の距離は近づいていく。
孝司はかつて医者を目指していたが、母の死をきっかけに、「頑張っても無駄」だと、何事も諦めてしまう様になっていた。だが、無理だと思われることでも最後まで決して諦めない時音に出会い、少しずつ変化していく。「ロスタイムじゃないときも会いたい」と思いをぶつける孝司。しかし、時音は孝司の前から姿を消してしまう。実は彼女には、孝司に言えない大きな“秘密”があった－
青年医師がかつて“ロスタイム”で出会った大切な人とは？孝司と時音の恋の行方は…
物語は想像もしない＜奇跡＞へと向かっていく－