伊坂幸太郎原作、2010年に映画化の『ゴールデンスランバー』を演劇集団キャラメルボックスが舞台化。スリルとサスペンスに満ち溢れた、心優しき男の逃亡劇。

「容疑者Xの献身」「流星ワゴン」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「時をかける少女」そして、2017年には「鍵泥棒のメソッド」など、大ヒット小説や映画を原作とした舞台を数多く上演している演劇集団キャラメルボックスが、伊坂幸太郎原作、本屋大賞、山本周五郎賞受賞、2010年には映画化（中村義洋監督・堺雅人主演）された作品を、総勢15人のキャストで舞台化。杜の都・仙台で巻き起った首相暗殺事件をめぐり、暗殺犯に仕立てられた宅配便ドライバー、青柳雅春のスリルとサスペンスに満ちあふれた逃亡劇。キャラメルボックスならではのスピード感ある演出と、最後には必ず泣ける展開は必見。1985年に結成以来、32年目の時を経て、多くの演劇ファンや演劇を志す学生にも愛される演劇集団キャラメルボックスの最新舞台をどうぞDVDでもお楽しみください。

新神戸オリエンタル劇場 6公演 2016年11月30日～12月4日
東京 サンシャイン劇場16公演 2016年12月10日～12月25日

＜Story＞
その日、杜の都・仙台では、地元出身の総理大臣の凱旋パレードが行われていた。宅配便ドライバーの青柳雅春は、大学時代の友人・森田森吾に呼び出される。森田は青柳に「おまえは首相暗殺犯に仕立てられる」と言った。ちょうどその時、近くで大きな爆発音。ラジコンヘリが首相を直撃して、爆発したのだ。驚く青柳の目の前に警官が現れ、拳銃を向けた。青柳が逃げ出すと、背中から撃ってきた……。やがてテレビでは、青柳が現場付近にいたこと、ラジコンヘリを購入したことなどが次々と報道されていく。はたして青柳は逃げ切れるのか？"