原作者さくらももこが自ら選んだ、第2期シリーズ傑作選！

■1997年放送分から厳選した5話を収録

「腹話術をやろう」の巻（1997年3月9日放送）
お年玉で腹話術の人形を買ったものの、練習することもなく置きっぱなしにしていた、まる子と藤木。せっかく高いお金を払って買ったので、一緒に人形を買った山田と3人で、練習して人に見せられるようにしよう、ということになったのだが、練習をしているうちにまる子が思いついた新しい腹話術に夢中になった3人は……。

「前田さんと野口さん」の巻（1997年6月22日放送）
退屈な雨の日。まる子はたまちゃんの家に遊びに行ったところ、前田さんから電話がかかってきて、買物の帰りに寄ってもいいか、と言う。特に断る理由がなかったので、いいよ、と言ってしまったたまちゃん。すると前田さんは偶然途中で出会った野口さんを勝手に連れて来てしまい、共通の話題が見つからない4人の間に微妙な空気が広がって……。

「宝さがしゲーム」の巻（1997年8月17日放送）
夏休み。特にすることもなく、神社の境内に集まった永沢、藤木、山根と小杉。何か楽しいことはないかと考えたところ、宝探しゲームをすることになったと聞いたまる子は、一緒に参加することに。宝物を隠す係を買って出た永沢は、「みまつ屋に言ってジュースを2本買え」という謎の伝言を藤木に残し、ゴールで待っているというのだが……。

「佐々木のじいさんの親戚」の巻（1997年9月14日放送）
新潟でせんべい屋を営んでいる佐々木のじいさんの親戚が佐々木のじいさんの家にやってくるので、その宴会に是非来て欲しいと招待されたおじいちゃんとまる子。見ず知らずの親戚の集まりに参加するのは何となく気後れしたが、いつもおせんべいをいただいていることもあり、お礼かたがた会いに行ったのだが、そこにはとんだドラ息子が……。

「ヒロシの友情」の巻（1997年9月28日放送）
父・ヒロシの釣り仲間で飲み友達の山ちゃんが、いつものようにさくら家に遊びに来ていた時、二人のあまりの仲の良さに、いつ頃から仲がいいのかまる子が訊ねると、小学一年生からの仲なのだという。しかも、生きるか死ぬかっていう時に命がけで助け合った仲なのだと言い、ヒロシは戦争中に疎開していた頃のことを話はじめる……。