歴史的価値にある超レアモデルから現行モデルまでのスーパースポーツカーを紹介する「幻のスーパーカーシリーズ」！

1968年、パリモーターショーでデビューした365GTB/4、通称・デイトナとフェラーリが初めて市販したスペシャルアニバーサリーモデル288GTOを収録。デイトナはフロントに12気筒エンジンを搭載するフェラーリで当時、人気があった耐久レースに勝利するために市販化したモデルだ。現在では、個体も減りつつあり世界的に希少価値が高くなっている。
288GTOは272台のみ製造され現在では現存する台数が極端に少なくなっているとてもレアなフェラーリだ。その2台を詳細に解説。さらに歴史的に価値があるこの2台のランデブー走行シーンを収録したBlu－ray版！

【収録車両解説】
＜288GTO＞
GTOはGTホモロゲーションの意。288GTOは60年代の250GTOに続いて1984年に発表された、308GTBベースにして幻のグループBホモロゲマシンだ。ランチアLC2用を基とした2855ccの90度V8ツインターボエンジンは最高出力400psを発揮。エンジンとミッションは縦置きとなり、外板パーツはカーボン等で軽量化。デザインは308GTBと同じくピニンファファリーナだが量産車との互換性は少ない。総生産台数は272台である。

＜365GTB/4デイトナ＞
365GTB/4デイトナは1968年にデビューした4座スポーツカー。365は燃焼室容量（365cc）で、GTはグランツーリスモを、Bはベルリネッタ（クーペ）を示す。その後の数字は4座の意。365cc×12気筒からなる4390ccものV12を搭載するFRクーペで、最高出力は352psを発揮した。なお、発表の前年に330P4と412Pがデイトナ24時間で1-2-3フィニッシュを遂げたことから、自然的にデイトナと呼ばれるようになったという。

【特典映像】
◆288GTOエボリューションと365GTB/4コンペティションがサーキットを疾走！
◆「headphone X」によるエンジン音や走行音付き映像を収録