PONYCANYON
RECRUIT2024

これまでの経歴と業務内容について教えてください。 8年目で2015年の入社です。最初は、今の部署の前身のクロスメディア事業本部という所に配属になりました。そこはアニメ関係の部署で、私は アニメや声優アーティストの宣伝を担当したり、２年目でいきなりアニソンシンガーのCDパッケージ制作や宣伝プランニング等、音楽制作以外を一手に担ったり…色々なことをやらせていただきました。この部署には２年間在籍しました。

そこから営業の部署に異動し、最初の１年はアニメイトさんとゲーマーズさんの営業担当をしていました。ここではアニメ関連商品を店舗へ届けるという役割でした。具体的にはパッケージをどうやってお店で展開してもらえるか、お店にどのくらい商品を入れてもらえるかを考え、交渉する仕事です。お店の商品在庫が多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけないし、そういった調整もしていましたね。

その後、営業と販促業務を1人でどっちもやっていた時期が１年ありました。営業として担当店舗を持ちながら、作品の販促担当（セールスプロモーターと呼ばれている立ち位置）としても仕事をしていました。次の１年は営業を卒業し、販促一筋になり担当作品も一気に増えました。販促は、社内の制作・宣伝担当と営業担当、そして商品を販売してくださる各法人様との橋渡しとなるような調整役のポジションです。商品をより多くの方々に届けるために、抽選会やポスタージャック、またリリースイベントなどの販促施策を企画し、社内・先方と相談・調整しながら実行していきました。時にはイベント会場のブッキングから運営まで行ったりもしましたね。

現在はまたアニメの部署に戻ってきて、宣伝をメインにやらせてもらっています。基本的にはアニメと声優アーティストの宣伝を担当しつつ、現在はharmoeというアーティストの音楽・パッケージ制作もやらせてもらっています。

「エンタメ」を好きになったきっかけはなんですか？ 小さい頃からずっと家でテレビがついていて、それを家族みんなで見て、わいわいするのが日常で、幼い頃からエンタメに慣れ親しんでいました。スポーツもやっていましたが、自分から進んで接触したいと強く思ったのがエンタメでした。その中でも一番のめり込んだのがアイドルでした。今となっては、「オタク」って幅広い意味で使われるようになって、偏見も薄れてきていると思いますけど、昔はメディアなどで「オタク」が面白おかしく取り扱われることもあった時代で…でもそれって逆にめっちゃ個性的だなと思っていたので、誇りを持ってアイドルの現場に足繁く通ってました。（笑）　採用の時も、アイドルの話をドヤ顔で話していました。仕事を好きになったきっかけというと難しいですが、自分の「好き」という気持ちだけを突き通して、ポニーキャニオンに入れていただいたからか、その「好き」を活かせる仕事をやらせてもらっているので、すごく楽しいですし、仕事というよりもエンタメがずっと好きっていう感じなのかもしれないです。

エンタメを仕事にしようと思ったきっかけはなんですか？ 中学生ぐらいの時から、好きなことを仕事にしたいから、そのために勉強頑張る！みたいなモチベーションでいて、具体的にエンタメ系の仕事に就きたいと思ったのは、高校生で進路を考えているときに決めました。大学もエンタメへの就職人数が多いという理由で決めました。アイドルも好きだったんですけど、テレビもずっと好きだったので、最初はテレビ局を第一志望にしていましたが、テレビ局ではなかなか就活が上手くいかず・・・。そんな中でエンタメ系を広く受けていたら、ポニーキャニオンだけなぜか上手くいって受け入れてもらえたという感じです。(笑)

エンタメ業界で働いて感じたギャップは？ とにかく忙しいんだろうなっていうのは覚悟して入社したので思った通りではありましたけど、やっぱり忙しいなっていうのは感じましたね。(笑)あとはどこのインタビューにも書いてあると思いますが、エンタメ業界ってキラキラしたように見えるので、地道な作業や細かい作業も多くあるのもギャップだと感じる人は多いかもしれません。宣伝担当だったら、SNSの投稿一つとっても色々と気をつけなければならない事が多いです。なので、そういったことを理解した上でエントリーしてもらえると嬉しいです。

“「仕事」に生きる” ということが実際に仕事に生きたエピソードがあれば教えてください。 常に仕事に対して情熱や愛を持って取り組んでいると、人からとても信頼されます。「この人は愛を持って作品やアーティストに向き合ってくれているんだ」というのが伝わるので。それこそ即レスを心がけるとか、SNSをまめに更新しているとか、アーティストの写真を可愛く撮ったりデザインしたりして投稿するとか、そういった細かい所まで手を抜かず愛を持ってやっていると、それが一緒に仕事をしている人たちやファンの方々にちゃんと伝わると思います。それは今向き合っている作品やアーティストのためだけでなく、これからの仕事や人間関係にも派生していくと思っています。

1日のスケジュールについて教えてください。

8:30

起床（SNSチェック）

9:15

通勤（メール・SNSチェック）

10:00

メール返信・資料作成

11:00

アニメ製作委員会

12:00

昼食

13:00

メール返信・SNS投稿準備など

14:00

社内打ち合わせ

15:30

移動

16:00

リハーサル立ち会い

18:30

移動

19:00

トラックダウン（レコード制作において、数多くのトラックに分けて多重録音されたものを混ぜ合わせ、音質や抑揚を決めて一つの曲にまとめていく行程のこと）

22:00

退勤

23:00

夕食・入浴

24:00

台本執筆・画像映像編集・資料作成など

27:00

就寝

※（SNSチェック）は作品のアカウントの反応をチェックしたり、関連ワードで検索したり、トレンドを見たり、隙間時間で情報収集をしてます。
めちゃくちゃ忙しいじゃん！と思われるかもしれませんが、時間があればあるだけ作品・アーティスト、そのファンの皆さんのために、色々やりたくなってしまう性格なだけで、「誰かに命令されているわけではない」ということは強調させてください！もちろんちゃんとお休みも取っています。ポニーキャニオンはフルフレックス制なので、遅くまで働いた次の日は始業開始を午後からにすることもあります。

休日はどのように過ごしていますか？ 最近は（たまに）サウナに行ったり、（毎日）一人で晩酌するのにハマっています。コロナが流行する前は、EX休暇という年に1回、平日の5日間休んで9連休取れる休暇があるんですけど、それを利用して、海外に行って９日間で4〜5ヶ国旅行したりしていました。他にも会社の同僚とバンジージャンプに行ったり、同期とM-1グランプリに出たりもしました。もちろん一回戦敗退でしたが(笑)　どちらも出演者側の気持ちがちょっと分かった気がして、勉強になりました。

好きなことを仕事にする上での「やりがい」と「悩み」があれば、教えてください。 自分の場合は、アイドルをプロデュースしたいってずっと思っていて、 お客さんとして見に行く時も、『俺だったらこうするのに』とか思っていたのですが、実際３次面接の時に「うちのアイドルどうやったらもっと売れる？」って聞かれて、そのとき所属していたアイドル全部上げて、一言ずつコメントしました。（笑）ポニーキャニオンに入社して実際にDIALOGUE＋(女性声優アーティスト)などに携わることが出来ましたが、「身近になったからつまらなくなった」ということは一切ないですね。かと言って、自分のプライベートの時間にアイドルを見に行くっていうことは無くなってしまいました。お客さんとして現場に行って得ていたインプットや楽しい事が、今の仕事現場ではそれ以上に得られるからかも知れないです。好きなことが仕事になって嫌だったことも1つも無いですし、むしろとても楽しいです。ただ１つだけ言っておきたいのは、「公私混同は絶対にしません」ということです。おこがましいですが、これで賃金をいただいている、という意味でのプロ意識をしっかり持って、作品・アーティストのため、ファンの皆様のために、良いコンテンツ・商品・体験を作る・広める・届けるということを根幹に据えて仕事しております。

ポニーキャニオンの強みや魅力はどんなところだと思いますか？ 「いろんなことをやっている」ところだと思います。
コロナ禍でライブが全く出来なくなって、パッケージ（CDやBlu-ray・DVD）もドンドン売れなくなっているというのは、皆さんご存知かと思います。そんな中でも減収増益(売り上げは下がったけど、利益は上がった) というのがポニーキャニオンのすごく誇れるところだと思っています。コロナ禍で色々なエンタメ企業が苦戦している中で、ポニーキャニオンがここまでやれているのは領域を広げて色んなことにチャレンジしているからだと思います。また多角的なビジネスを各部署が出来ているところが非常に大きいかなと思います。アニメ事業では、ポニーキャニオンが製作委員会の幹事をさせてもらう事が多いですし、音楽事業でも、最近だとポニーキャニオン内レーベルのIRORI Records所属のKroiは、音楽制作だけでなく、マネジメント業務やライブ制作やグッズやファンクラブ運営など、ポニーキャニオン1社で多角的に展開しています。それだけで会社が盛り上がる感じはしますよね。あとは地方創生事業など他のエンタメ企業ではなかなかやっていない事にも挑戦しているので、そこは凄く面白いなと思いますね。

どんな人と一緒に働きたいですか？ とにかくエンタメが好きな人がいいです。その上で、エンタメを仕事として捉えられるモチベーションの高い人と仕事がしたいなと思います。また、先輩や上司に言われた事を一旦フラットに飲み込めて、その後の仕事に落とし込める人は良いなと思います。後は突拍子もない事とか、実現性は低いけど、もし出来たら凄いことになるのでは!?みたいな提案をして来てくれる人も一緒に働けたら面白いです。

最後に就活生へのメッセージをお願いします！ とにかく自分の好きなものを堂々と話してみてください。なんで好きかとか、それをどうやってビジネスに活かせるかという所まで踏み込めると、説得力のある「好き」を語れるのかなと思います。それと、その会社が今何に力を入れているかを自分なりに分析したり、今何が流行っているかはチェックした方がいいかも知れないです。面接官も、就活生から刺激を得たいと思って面接しているので、そこで何か一つでも最新の情報とか自分しか知らない事を話せたら、面接が盛り上がって、良い結果に繋がるかも知れないですね。
あとは、面接官の話や一緒に面接を受けている人の話もちゃんと聞くのが大事ですし、ディスカッションの場があれば、むやみに否定をしないというのも自分は大事かなと思います。
とにかくエンタメに対する熱い気持ちをぶつけてみて、その気持ちを入社しても忘れずに、楽しく仕事が出来る人を待っています！