「きみの青春と友情がここにある。」

●92年1〜3月期にフジテレビ系で放映された名作ドラマがDVD化。大学時代の7人の仲間たちが、それぞれ社会人として夢と現実の狭間で苦しみながらも、改めて友情の大切さを知る姿を描く。
●『東京ラブストーリー』で90年代のドラマクイーンとなった鈴木保奈美をはじめ、『白い巨塔』の唐沢寿明、江口洋介ら人気俳優が出演。彼らの熱い演技は必見！
●脚本は『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』『プライド』などのヒットメーカー、野島伸司。また、『東京ラブストーリー』ほか、数々の大ヒットドラマを生んだ大多亮がプロデュースを担当。
●青春期の美しさと人生の重さを描き、観る者を感動の渦へと巻き込んで高視聴率を獲得。浜田省吾の主題歌「悲しみは雪のように」もミリオンセラーを記録する大ヒットに。

【収録内容】
第1話「青春の絆」
第2話「夢を追って」
第3話「隠された青春の日」
第4話「涙あふれて」
第5話「決心」
第6話「見失った道で」
第7話「風に吹かれて」
第8話「君が人生の時」
第9話「いつわりの日々」
第10話「友よ」
第11話「生きる」
最終話「私たちの望むものは」

【ストーリー】
大学時代、ボート部の仲間として固い友情で結ばれていた7人の仲間たち。藤木貴子（鈴木保奈美）、高月健吾（唐沢寿明）、神野時男（江口洋介）、飯森則子（洞口依子）、塚原純（石橋保）、斉藤尚美（中島宏海）、倉田篤（中野英雄）。卒業から3年、就職せずに渡米した時男を除いて、社会人としての道を歩んでいた彼らは、恩師の葬式で久しぶりに再会する。進学校で教師をしている貴子と政治家を目指し、代議士である父・健蔵（竜雷太）の秘書として働く健吾は交際中。貴子は遠く離れた時男の存在を気にしながらも、健吾のプロポーズを承諾していた。則子はデパートに勤め、純は公務員、「チョロ」こと篤は証券マン、尚美は売れっ子モデルとして活躍中だ。皆、充実した日々を送っているかのように振る舞うが、実はそれぞれ悩みを抱えていた。そんな中、妻子ある男・橋爪（森本レオ）との不倫に悩んでいた尚美が睡眠薬を飲み、ガス自殺を図る。尚美を間一髪で助けたのは、アメリカから帰国した時男だった。歳月を経て、友の苦しみに気づいてやることもできず、うなだれる仲間たちに「俺たちは仲間じゃないのか」と、時男が檄を飛ばす。自分の夢や大切なものを失いかけていた彼らは、時男の出現で変わらぬ友情を確かめ合うが……。

【メッセージ】
90年代を代表する青春ドラマ『愛という名のもとに』。高視聴率を得た要因のひとつとして、7人それぞれのキャラクターがしっかりと描かれていることがあげられる。中でも注目を集めたのが「チョロ」役の中野英雄。フィリピンホステスに入れ上げて横領事件を起こし、首吊り自殺してしまう「チョロ」の姿に多くの視聴者が涙した。友情とは何かを問う、文句なしの名作だ。