100万人が泣いた、ベストセラー作家が描く3つの恋の物語！
藤原紀香 観月ありさ 優香がオムニバスで登場する話題作。
待望のDVD化！

連ドラや2時間ドラマの枠に収めることの難しい殊玉の短編を、スペシャルならではの脚本家、監督、そして俳優によりオムニバスドラマにしました。

●Episode1「デューク」
直木賞作家江國香織の処女作品集としても有名な「つめたいよるに」に収められている作品。春間近の晴れた朝。ボロボロ涙をこぼしながら歩いている立花香子（優香）。8歳のときからずっと一緒だった犬のデュークが今日、死んでしまったのだ。1人喫茶店でデュークとの出来事を思い出している香子に、今朝座席を譲ってくれた少年（中尾明慶）が声をかけてきた…。

●Episode2「十八の夏」
第55回日本推理作家協会賞大賞などに選ばれた文壇に新風を起こす光原百合の作品。監督は俳優の豊川悦司。夏の終わり、静かな郊外の町を流れる川辺の土手で蘇芳紅美子（観月ありさ）が絵を描いている。ミステリアスな雰囲気を漂わす紅美子と出会った18歳の少年（石垣佑磨）のひと夏の物語、そして切なすぎる結末…。

●Episode3「月のしずく」
寡黙な男の心情を独特の視点から描きだす、第117回直木賞受賞、浅田次郎の作品。監督は常に斬新なアクション映画を撮り続ける北村龍平。しかしこの作品では、派手なカメラワークを無くし、静かに男女の心の触れ合いを描いている。30年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが楽しみなそんな男・佐藤（泉谷しげる）のもとに、十五夜の晩、偶然転がり込んだ美しい女・リエ（藤原紀香）。出会うはずのない二人が出会った時、優しいドラマが始まる…。