吉田鋼太郎×藤原竜也
故・蜷川幸雄の遺志を継ぐ渾身の1作、遂にDVD化！

シェイクスピア全37作の完全上演を目指し、1998年よりスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」第33弾
完結目前にしてこの世を去った蜷川幸雄の遺志を継ぎ、吉田鋼太郎と藤原竜也の2人が捧げる渾身の1作。

演出を手がけ、主人公のタイモン役を演じるのは、彩の国シェイクスピア・シリーズの二代目芸術監督に就任した吉田鋼太郎
タイモンと相対する哲学者のアぺマンタス役は、いまや日本を代表する俳優に成長した藤原竜也
さらに、シェイクスピア・シリーズ初登場となる若手実力派俳優の柿澤勇人、そしてシリーズで数々の重要な役を演じてきた横田栄司が共演に名を連ねる。

＜あらすじ＞
アテネの貴族タイモン（吉田鋼太郎）は、執事フレヴィアス（横田栄司）や哲学者アペマンタス（藤原竜也）の忠告も聞かず、誰にも気前よく金品を与えていたが、ついに破産。友人たちに助けを求めるが、彼らが近くにいたのは自分の金目当てだったことがわかり、人間不信に陥り、アテネを離れ森にこもる。その森でアテネへの復讐に燃える武将アルシバイアディーズ（柿澤勇人）に出会い、彼に偶然森で見つけた黄金を与えるのだが・・・。

2017年12月26日／埼玉 彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて収録